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目の前に答えがあるのに



全てが邪魔をする




もがいても




もがいても




あと少し届かない




私はまだ、






手を伸ばしてはいけないのですか?



――――――――――――――――――――――――――
なんだか苛苛する……。
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      ―鬼 サ ン 、コ チ ラ         



                手 ノ 鳴 ル 方 ヘ …―














「ねえ、目隠し鬼ってしってる?」





突然、友人の祥鴣(しょうこ)が言った。あまりにも唐突だったから思わず聞き返してしまう。



「は?」

「だ・か・ら、目隠し鬼だってば。」

「それくらい知ってるけど…、それがどうかした?」








思えばこれが引き金だったのかもしれない。



「今いるメンバーでやらない?童心にかえってさ。」

「えー、今からー?」








この時、こんな提案なんか出なければ、


「面白そうじゃん、やろうぜ。」

「架燈(かとう)もそう言ってんだし、愛美(まなみ)達もいいでしょ!」








その提案に乗らなければ…









― 皆 デ 帰 レ タ カ モ シ レ ナ イ ノ ニ ―






「青」




それは偉大なる空の色




「蒼」




それは母なる海の色




「藍」




それは悲しみに暮れる色




「あお」



それはクレヨンの色




この世界には「あお」がたくさんある




今の私は何色、かな・・・・・・?






―海の世界から姫がいなくなった―



その出来事は当然、全ての海で騒がれた。

太平洋を中心として広がっている海で一番大きな王国『セレトリアス』の姫様がいなくなったのだから。

王国の端の方に住んでいた幼い私はどこかの風の噂でそう聞いては母様に

「なんで姫様は居なくなっちゃったの?」

そう聞いた覚えがある。

考えてみれば幼い子供の小さな疑問とはいえ少々酷な質問だったかもしれない。




だって




姫様は




人間に恋をするという




禁忌を犯したのだから。





―――――――――――――――――
人魚姫をベースにした物語にしていこうかなと。
キャラクタープロフィールみたなのは後々。





―…キロ



何か聞こえる…。



― ォ…ロ



膜に覆われた身体がフワフワしてる。そんな中、邪魔をするように声がする。



―オキロ



……ああ、五月蠅い。邪魔をしないでくれ。



「起きんかぁあああああ!」

「グフッ!!?!」



その怒鳴り声と上にダイブされた感覚で、俺は冷水を頭に流し込まれたみたいに一気に目が覚めた後、また視界がぼやけた。
上にダイブした奴が丁度、肺の部分に乗っかっていて息ができない。。



ああ……また、意識が混沌として来た……。



「!おい、また寝るなよ!!」



それよりまず退いてくれ。



「……ど…け。」

「ああ゛、何だって?」



取り敢えず退かそうと苦しくて出ない声をなんとか絞り出すが、その一言で一蹴されてしまう。
その間も呼吸できないのは一緒でぶっちゃけもうそろそろヤバい。



「おい!寝るなって言ってるだろ!!」

「あんたが乗っかってて息ができてないんだよ!!この大馬鹿野郎!!」


そんな言葉を聞いた後、上に乗ったってた奴が壁に殴り飛ばされるのを見て俺の意識は途切れた。



**第一話**
過去夢
「キャーー!マスター!!しっかりして!!!」
「おい、寝るなよ!!」
「あんたのせいだって言ってるでしょ!」
「ゴフッ……!」


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