ネオン

街を明るく照らす灯



街を暖く包む灯



でも、それは人工的な暖かさ



私の心までは暖められない…

(no subject)

真っ暗な家並に寄り添うように並ぶ街灯




それは光のミチ




どこに行くかなんてわからない





それでも、僕はそのミチを走り続ける

罪

あなたは狂ってしまった






あなたを狂わせたのは




愛する「家族」ですか？



愛しい「恋人」ですか？







それとも





裏切ってしまった……







『私』ですか？






もし、そうならば




私は逃げましょう






罪を背負ったまま


鳥になって


この大空へ


羽ばたきましょう






I am criminal
―私は罪人―

愛しい君

愛しい君





愛しかった君





愛しかったはずの君












だけど、








今はもう、













顔も思い出せない……














odlivion
―忘却―

長い間離れすぎたせいで薄れていく記憶

君

「ねぇ！見て見て！」



空から淡く儚く降る粉雪



「積もるかなー？」



今はそれに反する様に赤く染まった君



「積もったらいっぱい遊ぼうね！」



そして、遠い日にした約束



「ねぇ……どう……し……て……？」



そう言いながら冷たくなっていく君



「　　　　　　　　　　」



君に言われた言葉に今でも囚われ続けている僕














―生きて……―



あぁ、なんて君は残酷なのだろう。